17.2 C
Tokyo
20.4 C
Osaka
2025 / 11 / 16 日曜日
English
農水畜産業食肉日本ハム 牛肉3ブランドが受賞 豪州の食肉コンテストで
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

日本ハム 牛肉3ブランドが受賞 豪州の食肉コンテストで

ニッポンハムグループのNH Foods Australiaはこのほど、豪州・Rabobank主催の食肉コンテストで、グラスフェッド(餌は牧草のみ)、グレインフェッド(主に穀物を与えて肥育)、それぞれの部門で同社の3ブランドが金賞などを受賞した。

コンテストの名称は、「Royal Queensland Awards BRANDED BEEF&LAMB COMPETITION」。13年度から実施され、豪州国内で市販する牛肉を対象に5つの部門で審査するもの。

グラスフェッド部門ゴールドを受賞したのが同社の「Manning Valley naturally」。同ブランドは抗生物質、成長促進ホルモン剤不使用で、栄養価の高い牧草が豊富に育つ地域で肥育し、MSAスコアの極めて高い枝肉のみを厳選し提供している。MSAとは、消費者による試食調査に基づき確立された豪州産牛肉の品質格付け制度。

また、同部門ブロンズを「NATURE’S FRESH NATURAL BEEF」が、グレインフェッド部門ブロンズを「ANGUS RESERVE BLACK ANGUS BEEF」がそれぞれ受賞した。

コンテストでは、見た目、ジューシー感、風味、柔らかさなどから総合的に判断される。同社はこれまで数回にわたり受賞し、高品質なブランド牛肉のサプライヤーとして認知されている。

同グループは1988年より豪州で牛肉事業を行い、世界20か国以上で流通・販売している。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点