スガキコシステムズは5月30日、「イオンモール Nagoya Noritake Garden」に新業態のたこ焼き専門店「たこ寿」を出店した。同日リニューアルオープンした「スガキヤ則武新町店」に併設する形で営業。今年3月の「そよら鈴鹿白子店」(三重県鈴鹿市)に続く2号店で、名古屋市内では初出店となる。3号店以降についても、愛知県を中心に着々と出店準備を進めているところだ。
同店のたこ焼きは、「スガキヤラーメン」に使われている秘伝のだしを使用。幅広い年代層に受け入れられる味を目指した。
提供メニューは、プレーンの「そのまんま」(8個480円、6個380円)や、名古屋の昔ながらの味付けをスガキヤ流にアレンジした「甘辛どろしょうゆ味」(8個500円、6個400円)など全4種。1号店は8個入りのみだが、2号店では6個入りも用意した。
1号店もオープン以来好調で、たこ焼きは想定の2倍近くの売上推移。「オープン景気もあるかと思うが、たこ焼きが数量・売上金額ともにラーメンを上回っている」(本部)という。
今後の店舗展開については、7~8月の間に3号店、4号店の開業を愛知県下で予定。その後も商圏ニーズを踏まえながら店舗網拡大を進めていく計画で、多店舗化への手応えを感じている模様。
スガキコシステムズでは、コロナ禍の影響や深刻な人手不足などから、一時期大規模な店舗スクラップを進めたが、現在は再び出店ペースを加速している。また新規出店やリニューアルに際しては、その店独自のメニュー・サービスや「たこ寿」のような新たな挑戦を「スガキヤ」にプラスオンする形で出店を進めていくとしている。