5 C
Tokyo
1.9 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)夏本番を前に考えるべきこと

夏本番を前に考えるべきこと

今年も例年同様に猛暑の到来が予想されている。これからジメジメ、ムシムシした梅雨の時期を経てあのうだるような暑い毎日がやってくることを考えると、今の時点からうらめしく感じている。

▼日本は従来、春夏秋冬四季折々の季節を形成していたが、近年は春と秋の期間が短くなる「二季化」傾向が顕著になってきている。その影響からか夏と冬の時期が年々長くなっている印象がある。

▼とくに夏はその期間が長くなっていることに加えて暑さも熱帯並み。真夏時には35度超えは当たり前で、暑い空気が滞留しやすい内陸部では体温よりも気温が高い酷暑エリアが多くみられるなど異常気象に慣れてしまっている感もある。それだけに人体に与える甚大なダメージも懸念される。

▼地球温暖化が進行する中、気候変動や海水温の上昇に伴う地球環境や生態系・農作物への影響は年を追うごとに深刻さを増している。食品ロスなどの課題をはじめ節水や省エネ、排ガス抑制など環境への負荷を抑えるために自分の身の回りでできることを考え、実際に行動していくことが大切だ。

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。