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多様化する防災食品 要介護者向け「ムース」登場 尾西食品 6月から販売開始

多様化する防災食に、ついに「ムース」が登場する。防災食の尾西食品は6月12日から水だけでできる新たな長期保存食「尾西の振って作るムース」を全国発売し、災害時でも安心して介護を必要とする人に向けて提供する。

商品は、ミキサーを使わず、水だけで簡単にムース状の食事が作れる。作り方は調理袋で水を計量し粉末を加え、約30回振り、5~7分待つだけ。1食で高カロリー、高たんぱくの栄養が摂れ、災害時の体力維持をサポートする。

味わいは甘いほうじ茶ミルク風味。賞味期間は製造月から5年6か月で、災害用備蓄品として安心して利用できる。55g/袋、オープン価格。

能登半島地震から3か月が経過し、今でも懸命な復旧・復興活動が続いている。地震を契機に防災への意識が高まり、長期保存が可能な防災食や備蓄食需要も増加。普段から加工食品を余分に購入し、非常時のために備えるローリングストックも増えている。

防災食の中身は多様化しており、従来はアルファ米やミネラルウォーター、カップ麺、米飯類、缶詰などが主流だったが、パンや包装餅、米粉クッキー、スープ、シリアル、チョコレート、デザートなどの副食や汁物なども登場。おいしさや栄養性、健康性、簡便性、環境への配慮など普段の食と変わらない食品がコンセプトになっている。被災者には乳幼児やアレルギー、外国人、病人など要配慮者も多く、ハラールやノンアレルギー、減塩・減糖、フードロスへの対応も求められている。

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