アークス 社長に猫宮取締役 横山氏は会長・CEOに

アークスは4月15日、猫宮一久取締役(ラルズ社長)が代表取締役社長・COOに昇格すると発表した。横山社長は代表権のある会長・CEOとなる。5月28日の定時株主総会後の取締役会などを経て正式に決定する。

横山社長は1985年に社長に就任。以来39年にわたり経営トップを務めた。「八ヶ岳連峰経営」を掲げて地域スーパーを傘下に収め、北海道・東北・北関東におよぶ食品スーパーグループを築き上げた。

基盤となる北海道では、イオン北海道が西友店舗を買収するなど競争環境が激化している。経営体制の若返りを図りながら、「売上高1兆円構想」に向けた業界再編を加速。「八ヶ岳連峰経営」をさらに深化させる考えだ。

猫宮一久氏(ねこみや・かずひさ)は、1983年3月大丸スーパー(ラルズへ商号変更)入社、2005年執行役員第2運営部GM、2006年取締役第2運営部GM、2007年取締役営業副本部長、2010年常務取締役営業副本部長、2016年代表取締役社長・COO、アークス取締役執行役員などを歴任。2024年5月アークス代表取締役社長・COO(ラルズ取締役副会長)に就任予定。1960年8月11日生まれの63歳。

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