7.3 C
Tokyo
6.4 C
Osaka
2025 / 12 / 06 土曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類家族の新定番に カレールウ「クロスブレンド」から香り豊かな「辛口」 ハウス食品

家族の新定番に カレールウ「クロスブレンド」から香り豊かな「辛口」 ハウス食品

ハウス食品は昨年8月に約10年ぶりとなる大箱カレールウブランドとして誕生した「X-BLEND CURRY(クロスブレンドカレー)」の新アイテム「辛口」を2月12日から発売した。子どもから大人まで食べられる「スパイスを楽しむおうちカレー」というブランドコンセプトはそのままに、単調な辛さではなく、種々なスパイスと調和することで生み出した華やかな香りと辛さが感じられる香り豊かな辛口のルウカレーを提案する。8皿分(4皿分×2)。140g、税別参考小売価格258円。

ハウス食品はスパイスの辛さではなく、スパイスの香りと旨みに着目した「クロスブレンドカレー」を開発した。同社ルウ製品の中でも最多級のスパイスを使用。スパイスやハーブの知見や製法を駆使し、子どもも食べたくなる「スパイスの魅力のあふれたおうちカレー」を実現した。「クロスブレンドカレー」は発売から5か月で累計売上500万個を突破。ハウス食品3大カレー(バーモントカレー、ジャワカレー、こくまろカレー)に続く、おうちカレーの新ブランドとして市場に定着しつつある。

今回発売した「辛口」には同社大箱ルウカレーで初めて華やかな香りとシャープな辛さの「粗挽き黒胡椒」と爽やかな香りとすっとする辛さの「青唐がらし」を採用。香ばしく広がるホットな辛さの「焙煎唐がらし」も加え、辛みや香りの質が異なるスパイス3種による複雑な辛さと香りを表現した。

辛さや香りの質が異なるスパイス3種に合わせて、さらに香りを増強するスパイス(クミン、コリアンダー、マスタードシードなど)も調整・配合。複雑なスパイスの香りがありながらも、香りの高さ、伸び、広がりをさらに向上させた「新たな辛口」に仕上げた。

ハウス食品は「クロスブレンドカレー」について「家のカレーが、スパイスフルに。」というブランドコピーを掲げて各種プロモーション施策を実施。ブランドの浸透とトライアルやリピートの促進を図る。3月1日から全国でTVCMを出稿する予定。TVCMでは、スパイス感あふれる「クロスブレンドカレー」が家族の新しい定番になる様子を描く。オウンドメディアを活用した情報発信やキャンペーン、店頭プロモーションに注力し、生活者との接点の拡大を目指す。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。