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日本ハム マーケットイン開発へ新部署 主力シリーズ拡張で新客層開拓

今年度からマーケティング統括部を新設した日本ハムは、その「一番の目的はマーケットインの商品開発」(岸本栄執行役員マーケティング統括部長)としている。その視点を取り入れた加工事業の今春の商品戦略説明会を1月16日に都内で開催した。主力ブランド「シャウエッセン」「チルドピザ」「中華名菜」に集中するとともに、主力シリーズを中心に拡充させ、「若年層」や「単身」、「家飲み需要」など消費者起点で各需要の取り込みを図る。

同統括部新設について、過去は「営業は量を売り、利益は工場で出すという考え方だった」(同)がこれを改め、同統括部を営業と製造の中間に位置付けることで、営業と製造も意識したマーケットインの商品開発など「全体最適視点」で取り組んでいる。

シャウエッセンブランドでは、シャウエッセンの原料肉を使用した「シャウシリーズ」を展開しており、今春は新たに「シャウスライス3パック」と、同ブランド初の常温商品「ドライシャウ」(発売日は調整中)で家飲み・おつまみ需要を開拓していく。特にスライスハム3連の市場は低価格商品が占めているが、その市場に同ブランドの原料肉を使用したあらびきポークスライスを投入、価値を訴求し市場を活性化させる。

中華名菜シリーズは、単身向け商品投入や韓国メニューの姉妹ブランド拡充で若年層需要を開拓する。単身向けはカット野菜を利用する1人前のレンジ調理商品「中華名菜ジャストクック」として、「広東風八宝菜」など3品を4月1日に新発売する。また、市場が拡大する精肉冷凍売場への導入を図る「中華名菜AllSet冷凍ミールキット」は、既存の中華名菜で人気の「八宝菜」と「青椒肉絲」を同日から発売する。オールセットなので具材、ソース、野菜入り。袋入りの材料をフライパンで調理するだけと簡単。包丁やまな板は不要で、ボリューム感があり、買い置き需要にも好適。

さらに昨秋投入した野菜を加えるだけで本格韓国料理が楽しめる「K-KiTCHEN」は、新商品「チャプチェ」と「キムチクッパ」の2品を2月1日に新発売。既存2品と合わせた4品体制を構築し、引き続き若年層ユーザーを開拓しシリーズの底上げを図る。

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