日本気象協会 biz tenki
逆光線(コラム)荒れるネット広告

荒れるネット広告

ふと気になりTVと動画配信の利用率を調べた。民放連研究所の調査では、TVの利用率が87%、動画配信82%、YouTube74%で、男女とも10、20代ではYouTubeがTVを上回った。視聴時間はTVの勝ちだが、TVをBGMに手元でYouTubeを視聴する猛者もいる。

▼広告費はネットがトップ。21年にマス媒体を抜いた。ネット広告は出稿量増加に伴って表現が過激になり、もはや無法地帯。膨大な量が自動表示される構造のため掲載側の事前確認は困難だという。行政の監視指導も追いつかない。

▼ある機能性表示食品の動画広告は驚きの連続だった。「脂肪が溶ける」「いくら食べても痩せる」に加え「消費者庁が立ち会った」「国が認めた」「薬事法上(ママ)、健康食品には入れられない成分」など不当表示のオンパレードだ。

▼SNSを介した買い物は便利だし、通販サイトの検索も楽しい。広告も大半の出稿主は健全で、一部が悪目立ちしている。「インターネットは獣道」。規制強化は必要だが、国や業界にはさらなるリテラシー啓発もお願いしたい。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。