加工食品冷凍食品韓国餃子「王マンドゥ」 冷...
カナエ モノマテリアルパッケージ

韓国餃子「王マンドゥ」 冷食で家庭への浸透図る(CJ FOODS JAPAN)

CJ FOODS JAPANの冷凍食品がスーパーの売場で露出を広げている。日本向けには韓国・CJグループの代表的な「bibigo(ビビゴ)」ブランドで展開。主力の「王マンドゥ」(韓国餃子)は「肉&野菜」「キムチ」などをラインアップする。韓国のエンタメ人気も追い風に、直近の配荷は大容量1kgが約1万店舗、中容量350gが約3千店舗と順調に拡大中。本格的なおいしさを手軽に楽しめることを強みに、食卓への浸透を図っている。

「マンドゥ」は2018年から一部会員制の大型スーパーで販売してきたが、一般の食品スーパーにも売場が広がる転機となったのは21年、人気俳優のパク・ソジュンさんが出演するテレビCMを放映したことだ。ファンを中心に関心が高まったほか、「ビッグサイズ(1個当たり約35g)」「具材は豚肉・豆腐・韓国春雨・5種の野菜」「たっぷり捏ねた皮」など差別化された商品特長の認知が進んだ。「ヘルシーでありながらジューシーなおいしさも感じられる」(同社)。

23年秋は新商品「焼肉王マンドゥ カルビ味」を発売。焼肉の本場・韓国の味わいをイメージし、タレがなくてもそのままおいしく食べられる。通常品より具材の肉を増量した。

23年春に「本格キンパ」シリーズの販売を開始。韓国では日常的に食べられている海苔巻きで、身近な野菜や肉などを具材にしている。第1弾で「5種具材のキンパ」「キムチチーズキンパ」「プルコギキンパ」を投入。今秋、まろやかな旨みが楽しめる「ツナマヨキンパ」を追加した。同社は「『本格キンパ』は配荷が進み順調なすべり出し。『王マンドゥ』に次ぐ定番商品に育てたい」と展望する。

「肉&野菜ツナマヨキンパ」
「肉&野菜ツナマヨキンパ」

「甘辛ヤンニョムチキン」への期待も大きい。甘辛いタレをかけたやみつきになる味わいで、韓国ドラマや映画でも頻繁に登場する。「CJグループならではの調味料や製法で本場の味わいを再現していることもポイント」(同社)とアピールする。

一方、「王マンドゥ」をはじめとした商品群の認知度アップにも注力。その一環で23年5月中旬から1か月間、「bibigo」ブランドで日本初のポップアップストアをオープン。「トッポッキ」「キンパ」「ハットグ」などの人気メニューをビネガードリンク「美酢(ミチョ)」などと提供。また、CJグループが参画する大規模なK―POPイベントや各地の音楽フェスで試食を振る舞ったほか、SNSでレシピ情報の発信やプレゼントキャンペーンなども積極的に行っている。

同社は「日本の家庭で韓国料理を食べている方はまだ少ない。イタリアンのように日常の食生活に浸透させていければ」と展望。本格的な味わいを手軽に楽しめる「bibigo」ブランドの冷凍食品にかかる期待は大きいようだ。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。