ハナマルキ ブランド認知拡大へ「追いこうじ」の即席みそ汁

みそ大手のハナマルキは9月1日より秋の新商品を発売する。「無添加減塩追いこうじみそ」のブランド認知拡大に向けて、「追いこうじみそ」を生詰めした即席みそ汁を発売するとともに、だしの老舗と共同開発した付加価値型のだし入りみそを市場投入する。

新商品「あまみの深谷ねぎ 追いこうじみそ」「うまみのあおさ 追いこうじみそ」(各3食袋)は「追いこうじみそ」を使用した。「追いこうじみそ」は21年9月に販売開始。二度の熟成による深いうまみ、米由来のまろやかな甘みを有する複雑な味わい、華やかでフルーティーな芳醇な香りが特長だ。

発売以来順調に売上が拡大し、より簡便な形で味わえるよう、今回即席みそ汁タイプを開発した。パッケージデザインも「追いこうじみそ」の世界観を踏襲し、ニュートラルかつシンプルなデザインで、ブランドの認知拡大を図る。

新商品発表会で登壇したaoiさん㊧と平田伸行取締役(ハナマルキ) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
新商品発表会で登壇したaoiさん㊧と平田伸行取締役(ハナマルキ)

また、だし入りみその新商品「粗削りだし入りみそ」(650gカップ)は、だしの老舗として知られる久原醤油が厳選したブレンドだしを使用。粒子の大きい“粗削り”により、今までにないインパクトのある風味に仕上がっている。

同商品のプロモーションとして、料理研究家のaoiさんが「粗削りだし入りみそ」を使用した、“究極に美味しいお味噌汁レシピ”を考案。9月1日以降に、aoiさんの公式インスタグラムアカウントとハナマルキ公式インスタグラムにおいてレシピを投稿する。

7月19日にNadia本社で開いた新商品発表会で、ハナマルキの平田伸行取締役マーケティング部長は「追いこうじみその裾野を広げたい。今までになかった見せ方を大事にしたい。即席みそ汁でもそれを実現できた」と述べた。