8.2 C
Tokyo
6.2 C
Osaka
2025 / 12 / 16 火曜日
ログイン
English
小売CVSローソン「ありそうであまりなかった商品」3品を再発売 「テスト品総選挙」で生活者の声を反映 第1位は「味のしない?飴」

ローソン「ありそうであまりなかった商品」3品を再発売 「テスト品総選挙」で生活者の声を反映 第1位は「味のしない?飴」

 ローソンは11日、「味のしない?飴」「ポテトチップス ガーリックマヨネーズ味」「あたためてもおいしいカフェラテ」の3品を再発売した。

 3品は、昨年10月にテスト販売された「ありそうであまりなかった商品」7品のうち正式販売に至った3品。
 正式販売は「テスト品総選挙」の企画として行われ、投票とともに寄せられた生活者の声を反映させて一部改良した。

 6000票の有効投票数の中から第1位となったのは「味のしない?飴」。

 同商品は、コロナ下で、口の中を潤わせたいというニーズを受けて開発されたもの。
 「“甘い飴を食べ続けるのは苦手”“マスクをしているためミント味は目に染みる”などのご意見があったことを受け企画した」(ローソン)。

 今回、“そのまま再発売してほしい”との声が多数寄せられたことから、中身の仕様を変更せずパッケージのみを変更した。

 第2位は「ポテトチップス ガーリックマヨネーズ味」。ガーリックパウダーの配合量を増やし唐辛子を新たに加えて磨きをかけた。

 “甘すぎる”という声が多かったことから、すっきりとした味わいに変更したのは第3位の「あたためてもおしいカフェラテ」。

 同商品は、温かいカフェラテが飲みたいけれど“お湯を沸かす時間がない”“マグカップを使うと洗いものが増えて面倒”といった声を受けて開発されたチルドカップのカフェラテ。電子レンジでそのまま温められるようになっている。

 今回、すっきりとした味わいにすべく、コーヒーや砂糖の量を調整した。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。