旭食品は5月15日付で寿司ネタ卸売の香西物産(香川県さぬき市)の全株式を東洋冷蔵(東京都江東区)から譲り受け、子会社化した。
旭食品はグループの大倉や、かいせい物産で寿司ネタをはじめとする水産物を展開。今回、香西物産をグループ化することで、同分野において空白地帯だった四国や瀬戸内地区の営業強化を図る。
香西物産の資本金は9千125万円、従業員79人で、23年3月期の売上高は84億3千500万円。
旭食品の竹内孝久社長は12日に開かれた「近畿旭友会」の席上、「寿司ネタをグループの新たなビジネスの柱にしたい」と語っていた。