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流通・飲食小売オークワ 大阪府20店目の「八尾郡川店」 独自商品で差別化

オークワ 大阪府20店目の「八尾郡川店」 独自商品で差別化

オークワは4月28日、大阪府八尾市に「オークワ八尾郡川店」を開いた。大阪府下20店舗目だが東河内地区は初めて。全社では153店目。

デリカは店内製造のベーグルや手作りおにぎり、酒類は専門商社INABAのワイン、冷食はロックフィールドの惣菜など各部門で特徴的な商品を展開。自社ブランドの中でも特に注力する「オークワプレミアム」の商品は、写真入りPOPとともに随所でアピールしていた。

同店はNSC「フォレストモール八尾」の核店舗。1㎞商圏内には7千500世帯、1万9千人が住む。森下吉夫店長は「一次商圏はシニア世代が多く、来店頻度を増やす取り組みに力を入れる。人口が増えているエリアからファミリー層を取り込めるような商品・販売政策を進め客層を広げたい」としている。

【店舗概要】敷地面積1万418㎡、直営売場面積1千671㎡、駐車170台、営業時間9~23時、年商予定16億円。

森下店長の話

初めて出店するエリアのため、まだオークワブランドが行き届いていない。われわれの商品の良さや、オーカードをはじめとするサービスの優位性を分かりやすく伝えていくことが大事。

特に惣菜やベーカリーは、競合に負けていない。仕事帰りのタイミングで、出来たてのものを買いやすい規格や価格で提供していきたい。オーカードは開店前までに800を超える入会があり、販促に生かす。

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