流通・飲食小売西友 22年度営業利益5割増 生鮮食品の新PB始動

西友 22年度営業利益5割増 生鮮食品の新PB始動

西友は、2025年度を最終年度とした中期経営計画が順調に進捗しており、前12月期の営業利益は242億円、約5割増と大幅に伸長した。中計で掲げた目標は食品スーパーとネットスーパーのナンバーワン。「商品力」と「販売力」の強化を2本柱に利益を創出し、成長への投資を加速させる。

その一環で、10日に生鮮食品の新プライベートブランド「食の幸」を立ち上げ、西友・サニーでの本格展開を開始。ラインアップはバイヤーが味にこだわって厳選。一定基準を満たした25品目(青果7、畜産14、水産4)を第1弾で投入した(一部エリア限定)。「『この商品がおいしいからお店に行こう』と思っていただける商品の提供を目指す」(同社)。

青果は、大玉で糖度が高くシャリシャリした食感の「肥後浪漫すいか」(1パック、税別498円)など。畜産は、豚の繁殖・飼育・加工まで一元管理にこだわった「鹿児島県産さつま豊味豚」(100g、同188円~)など。水産は、鹿児島・宮崎の豊かな水源で育てられた活鰻をおいしく焼き上げた「国産うなぎ長焼」(1尾〈特大 真空〉、同2千780円)など。なお一部商品価格は販売エリアや部位で異なる。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。