11 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2026 / 02 / 28 土曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料ネスレ、スティックとポーションでアイスカフェメニュー深耕 若年層獲得に勝算 ダルゴナストロベリーやピーチティーラテ新発売
KNOWLEDGE WORK 20260303

ネスレ、スティックとポーションでアイスカフェメニュー深耕 若年層獲得に勝算 ダルゴナストロベリーやピーチティーラテ新発売

 ネスレ日本は、春夏に向けてスティックミックスとポーションでアイスカフェメニューを提案して需要を深耕していく。

 取材に応じた吉永祐太飲料事業本部液体飲料ホワイトカップ&ミロビジネス部部長は、春夏のアイス提案の役割について、「ネスカフェ」ボトルコーヒーを例に挙げ、春夏の飲用が秋冬の継続飲用につながる傾向にあるとし「ボトルコーヒーに限らず年々アイス飲用が増えていく」との見方を示す。

 ネスレ調べによると、コーヒーカテゴリー全体におけるアイスの飲用比率は、2011年の33%から21年に37%へと引き上げられ、また、22年春夏(6‐8月)のスティック市場とポーション市場あわせた販売金額は18年同期比で1.3倍に拡大した。

 今後も拡大を見込み、中でも若年層の獲得に勝算を見込む。

ネスレ日本の吉永祐太飲料事業本部液体飲料ホワイトカップ&ミロビジネス部部長
ネスレ日本の吉永祐太飲料事業本部液体飲料ホワイトカップ&ミロビジネス部部長

 「若年層がコンビニやカフェのアイスコーヒーで入ってきて最終的に家庭でも飲んでいただけるといった流れが、ブームではなく、以前から続いておりそのような流れは年々加速している」と期待を寄せる。

 この春夏は、さらなる若年層の獲得などを目指してスティックでは「ネスカフェ ゴールドブレンド 大人のご褒美」シリーズから「ネスレ 大人のご褒美 ダルゴナストロベリー」を3月1日に新発売した。

 同商品は「甘酸っぱいストロベリーの香りやスッキリした味わいが楽しめる一方、ふわふわで、もっちりとしたピンク色の泡も体験できる」のが特長。

 ストロベリーフレーバーの選定については、カフェやアフタヌーンティーの期間限定メニューとして若い世代を中心に人気を集めている点を加味した。

 同日にはポーション「ネスレ ポーション ピーチティーラテ」も新発売した。
同商品は桃の甘く新鮮な香りと味わいが紅茶と合わさったもので、牛乳や炭酸水で割るだけで簡単にカフェのトレンドメニューが楽しめることを訴求していく。

 コミュニケーションはターゲットユーザーの主な情報源であるSNSを活用して“お気に入りの1杯をアイスで!”をコピーに掲げてスティックミックスとポーションで既存品を含めてアイス飲用を訴求していく。

 「ポーションに関しては冷たいものや牛乳に入れて飲まれるイメージがあり、スティックにはホットで飲まれるイメージが根強い。多彩な合わせ方やアイス飲用をSNSやデジタル中心に大々的に訴求していく」と意欲をのぞかせる。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。