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ダイヤソルト 本社移転で合理化推進 海外市場も視野に

国内製塩大手のダイヤソルト(熊野直敏社長)は4月1日、福岡県福岡市に本社を移転する。同社は歴史的な背景から生産拠点は長崎県西海市の崎戸工場に、本社は創業した1955年以降東京だった。本社移転は経営の合理化に加え、生販それぞれの距離を縮めて連携を深め、営業強化、製品の競争力強化を推進するもの。

熊野社長は社長に就任した4年前から経営課題の一つと認識しており、20年4月からスタートした10か年の「中期経営計画」でも本社移転を掲げていた。

同社をはじめ国内製塩大手はいずれも、製塩に不可欠な燃料である石炭価格の高騰が21年から継続しており、昨年、一昨年と連続して価格改定をアナウンスする事態となった。

顧客から理解を得るためにも「自らが徹底的に合理化を進め、コスト増を内部で吸収する努力が必要だった。前例にとらわれない方法を検討した結果、長年の課題だった本社移転の決断を下した」(熊野社長)。

移転は計画よりは早まった模様だが、タイミングを逸さずに実施した英断として業界内の関係各社からは好意的に受け取られている。また九州に拠点を持つ唯一の製塩大手としてエリアでの営業基盤をさらに強固にすることになりそうだ。エリアの優位性を活用し海外市場での販路拡大も検討していく。

▽新住所:福岡県福岡市博多区下川端町3番1号下川端再開発ビル11階
▽新電話番号:(代表)092-402-1393(営業)092-402-1396

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