11.4 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
飲料系飲料「C1000」日常生活のシーン訴求で巻き返しを図る 「ビタミンレモンクエン酸」と「ビタミンレモンゼリー」が牽引

「C1000」日常生活のシーン訴求で巻き返しを図る 「ビタミンレモンクエン酸」と「ビタミンレモンゼリー」が牽引

 ハウスウェルネスフーズの「C1000」ブランドは競争激化で近年足踏みしていたが、昨年10月以降、日常生活におけるシーン訴求で巻き返しを図っている。

 藤堂真人事業開発二部グループマネージャーは「飲用頻度と購入頻度を高めて頂くるために、C1000ビタミンレモンが良く飲まれるお風呂上りにフォーカスし、現在は6本パックにお風呂上りを想起させるようなデザインを施し、景品付き企画として入浴剤をつけ展開。直近の12月と1月は、前年並みのレベルにまで回復してきている」と語る。

 「C1000」ブランドの中で元気なのが、ドリンクの「ビタミンレモンクエン酸」とゼリー飲料の「ビタミンレモンゼリー」で今期(3月期)着地見込みは「ビタミンレモンクエン酸」が13%増、「ビタミンレモンゼリー」が23%増となっている。

 「ビタミンレモンクエン酸」の好調には、コロナ禍の漫然とした疲れが背景にあると指摘。「自宅で仕事をしていても、身体の疲れ以外に何となくメンタル的にも疲れを感じられるようになり、心身のリフレッシュしたいニーズが高まっている。これに対応できたことが大きい」とみている。

 「C1000」ブランドの来期重点施策は引き続き「ビタミンレモンクエン酸」顧客接点の拡大となる。ゼリー飲料市場の拡大の波に乗る「ビタミンレモンゼリー」は引き続き「PERFECT VITAMIN 1日分のビタミン ゼリー」シリーズとともに提案していく。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。