11.2 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 11 / 21 金曜日
English
流通・飲食外食「外食懇話会」設立総会 外食企業11社が情報交流促進
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

「外食懇話会」設立総会 外食企業11社が情報交流促進

外食11社が参加する「外食懇話会」の設立総会が9日、都内で開かれた。会員企業(50音順)はクリエイト・レストランツ・ホールディングス、サガミホールディングス、セブン&アイ・フードシステムズ、トライ・インターナショナル、とんでんホールディングス、ハイデイ日高、はなまる、モスフードサービス、物語コーポレーション、リンガーハット、ロイヤルホールディングス。事務局を昭和産業が務める。

「外食懇話会」の目的は
▽会員企業間の協調及び情報交換
▽食品産業における川上から川下までの原料情報の提供
▽外食業界の発展と価値向上

役員体制は、会長=神田正氏(ハイデイ日高)、副会長=菊地唯夫氏(ロイヤルホールディングス)、監事=鎌田敏行氏(サガミホールディングス)。

神田会長は「昭和産業の新妻社長とサガミホールディングスの鎌田会長と会食で、こうして集まれる場があるといいねと話が出たのがきっかけ。縁あって会長を仰せつかった。現場では競争をしているが、外食企業が協調できる部分も多い。会員企業の情報交換を通じて、店舗物件や仕入れなど協業に発展できればと思う。有意義な会にしていきたい」と語った。

昭和産業の新妻社長は「コロナ禍で外食産業は甚大な影響を受けたが、市場は必ず復活すると想定し、当社では21年にソリューション営業部を立ち上げ、外食向けの取り組みを強化している。おいしさを実現する調理技術やオペレーションなど、外食ビジネスを日々学びながら、お役立ちできるように努めている」と同社の取り組みを説明。「黒子役として情報提供の場をサポートし、様々な課題解決や協業につながることを期待している」と語った。

「外食懇話会」の活動内容としては、セミナーや原料・素材などの勉強会、工場見学、穀物市場に関する動向や生活者目線でのマーケット情報提供など、年2回程度の活動を予定している。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点