加工食品乳製品・アイスクリーム明治 中国5か所目の工場稼働 牛乳・ヨーグルト供給拡大へ
カナエ モノマテリアルパッケージ

明治 中国5か所目の工場稼働 牛乳・ヨーグルト供給拡大へ

明治はこのほど、中国における5か所目の生産拠点として、明治乳業(天津)有限公司の稼働を開始した。牛乳・ヨーグルトなどチルド商品の生産体制を約2倍に強化し、市場のニーズに合わせた新たな商品も生産予定。中国国内での供給体制を強化する。

同社は中国で牛乳・ヨーグルト、アイスクリーム、菓子、栄養、業務用の各事業を展開。牛乳・ヨーグルトについては明治乳業(蘇州)有限公司の1拠点で生産し2013年から販売開始しているが、チルド商品は賞味期限が短いことから供給エリアが限られていた。今回の新工場稼働で中国北部エリアへの供給拡大が可能となる。

中国では常温で長期保存可能なロングライフ牛乳が主流だったが、近年おいしさに対する評価や安心・安全、健康ニーズの高まりからチルドの牛乳が拡大しており、ヨーグルトもさらなる市場拡大が予想される。

明治は、「今後も幅広い地域のお客様に、当社が培ってきた技術やノウハウを生かした安全でおいしい牛乳、ヨーグルト、お菓子やアイスクリームなどの食品をお届けする」としており、同工場のほか、中国で牛乳・ヨーグルト・菓子を製造する明治食品(広州)有限公司、菓子・アイスクリームを製造する明治制果食品工業(上海)有限公司も今年稼働予定となっている。「伸長する中国市場において、新市場の開拓と新たな付加価値商品の提供を加速させる」(同)などとしている。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。