カップヌードルミュージアム 横浜 来館者1千万人達成! 大階段が壮大なフォトスポットに

「カップヌードルミュージアム 横浜」(正式名称・安藤百福発明記念館)は、1月30日に累計の来館者が1千万人を突破した。2011年9月の開館から11年4か月での記録となる。名誉館長を務める野口聡一氏は「日清食品の創業者である安藤百福氏の『クリエイティブシンキング=創造的思考』を楽しみながら学べる展示内容となっている。来館者数はコロナ禍で一時的に減っていたものの最近は持ち直してきた。次の目標となる2千万人も早々に達成できるように盛り上げていきたい」などと語った。

1千万人目の来館者となったのは千葉県から家族と一緒に訪れた飯島稔博さん。記念品として野口名誉館長より「カップヌードル」1年分の目録が手渡され、「まさか自分がこの様な機会に選ばれるとは驚いた」「とても嬉しい」など家族で喜んだ。

1千万人達成を記念し複数の特別企画を実施。1つはエントランスの大階段を宇宙に浮かぶ「カップヌードル」の“ステアーグラフィックス”で彩る。1月30日~3月31日の期間限定。壮大なイメージのフォトスポットになりそうだ(入館手続き不要)。また2月1~6日の期間、「マイカップヌードルファクトリー」は12種類の具材の中から選べるトッピングを通常の4つから5つに増量するほか、各日先着1千名(合計6千名)に「完全メシ 大豆グラノーラ 60g」をプレゼント。一方、バレンタインデー特別企画として、人気プログラム「チキンラーメンファクトリー」で3年ぶりに「ハート形チキンラーメン」手作り体験を2月1日~27日に開催する。

同館は、日清食品の創業者・安藤百福氏が抱いていた「子供たちに発明・発見の大切さを伝えたい」との思いを具現化したもの。野口名誉館長は「『チキンラーメン』の開発当時を再現した研究小屋や宇宙食ラーメンに関する展示などを通じ、発明の努力や歴史を感じていただければ」とアピールした。