9.7 C
Tokyo
4.9 C
Osaka
2025 / 12 / 26 金曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料中部日本コーヒー商工組合 「リアルの活動にシフト」新年会で塩澤理事長

中部日本コーヒー商工組合 「リアルの活動にシフト」新年会で塩澤理事長

中部日本コーヒー商工組合(塩澤彰規理事長=富士コーヒー社長)は12日、ホテル名古屋ガーデンパレスで「新年賀詞交歓会」を開催した。当日は、組合員、関連団体、賛助会員などが多数参加。3年ぶりの開催を喜ぶとともに、新たな年に向けての想いを共有した。

冒頭あいさつで塩澤理事長は、食材をはじめ各種コストが急騰した昨年を振り返り、「コーヒーに関してもここ10年以上経験がないくらい高騰し、利益の圧迫が避けられない状況に陥っている。本年もインフレが続くとの見通しで、個人消費の落ち込みはより顕著となる。そんな課題やリスクに対して、当組合がステークホルダーに対して何ができるかを改めて見つめ直し、果敢に挑戦していく」と述べた。

今年の組合活動としては、「オンライン中心の活動からの変革を第一に考え、リアルでの活動にこだわっていく。コンプライアンス、安心・安全の意識をより高め、コーヒーの視点から環境問題を考え、実行していく」と抱負を語った。

次に来賓を代表して全日本コーヒー商工組合連合会・鈴木修平代表理事会長が登壇。このコロナ禍の3年で各地の組合役員や理事が大きく若返ったとして「今年は心機一転の年。やるべきことはいろいろあるが、組合員の増強にもう一度テーマを絞って、いろいろな活動を練り直していきたい」とした。

乾杯の発声は、日本グリーンコーヒー協会・石脇智弘会長が執り行った。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。