10.6 C
Tokyo
12.7 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
加工食品缶詰・瓶詰・レトルト食品味の素 成長おかゆ市場に「鶏がゆ」 コロナ以降、日常食の定番に

味の素 成長おかゆ市場に「鶏がゆ」 コロナ以降、日常食の定番に

成長する「おかゆ」市場に味の素社ラインアップを広げて新たなニーズに応える。

従来より高齢者の日常食として利用されてきたおかゆだが、コロナ以降、「保存がしやすい」「カラダにやさしい」「即食性・簡便性」などの特長が再認識され、体調不良時だけでなく、毎日の食事としての利用が増えているという。

同社のおかゆシリーズの中では、玉子がゆや紅鮭がゆなど、具材入りで1食で軽い食事になる品種に対する需要が高まっており、中でも40~50代を中心に、毎日の食事としての利用に適した品種をもっと増やしてほしいという要望が高まっていた。

そこで同社は、鶏むね肉入りでかつおだしの味わいが楽しめる「味の素おかゆ・鶏がゆ」(250gレトルト)を3月18日から全国発売する。

こだわりのかつお節エキスを使うことにより、毎日でも食べられる優しい和風の味わいに仕上げ、軽い食事やカロリーの低い食事を摂りたいとき、簡単に食事を用意したいときなどに便利。たんぱく質豊富な鶏むね肉が1食当たり約10g入っているので、毎日の食事にも適している。100kcalと低カロリー。

同社によれば、2020年度のレトルトおかゆの市場規模は約60億円だったが、21年度は前年比113%の68億円に拡大した。22年度についても110%の75億円を見込んでいる。なお、23年度の同社のおかゆシリーズの売上目標は、消費者購入ベースで約45億円を見込んでいる。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。