日本ハム新社長に井川伸久副社長 5年ぶりのトップ交代 4月1日付け

 日本ハムは、新社長に井川伸久代表取締役副社長が23年4月1日付けで就任する。1月10日開催の取締役会で決議した。

 畑佳秀代表取締役社長は取締役に、木藤哲大代表取締役副社長は取締役会長にそれぞれ就く。その後畑氏は6月の株主総会で相談役に就く。交代の理由について同社は「新年度(23年4月~)経営体制の一層の強化を図るため」としている。

 同社のトップ交代は5年ぶり。

 井川伸久(いかわ・のぶひさ)=1961年4月5日生まれ、61歳。関西大学法学部卒、85年4月入社、2015年4月執行役員加工事業本部営業本部フードサービス事業部長、18年4月常務執行役員加工事業本部長、同年6月取締役、20年4月代表取締役専務執行役員加工事業本部長、21年4月代表取締役副社長加工事業本部長兼新規事業推進担当、22年4月代表取締役副社長経営企画本部長、中央研究所担当、新規事業推進担当、北海道プロジェクト推進担当。
 その他、井川氏は3月17日付けで北海道日本ハムファイターズのオーナー職に就任し、木藤新会長は取締役会の議長も務める予定。