需要急増の「Y1000」 7月から生産体制を強化 ヤクルト本社

ヤクルト本社は7月から、店頭主体で販売する乳製品乳酸菌飲料「Y1000」の生産体制を強化、急増する需要に対応する。7月から生産ラインを1ライン追加、2ライン体制で生産。生産本数については開示していない。年内をめどに、さらなる生産能力の増強も計画する。

「Y1000」同様、想定を上回る需要増により需要が急拡大している宅配専用商品「Yakult(ヤクルト)1000」についても、今秋をめどに生産体制を強化する方針だ。

「Y1000」「Yakult(ヤクルト)1000」ともに、1㎖当たり10億個の生きた「乳酸菌シロタ株」を含む機能性表示食品。「乳酸菌シロタ株」には、一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」といった機能があることが報告されている。

コロナ禍が続き、ストレスの緩和や睡眠の質への社会的関心が高まるなか、テレビ人気番組などで機能が報じられたことを受け、需要が急増していた。