バローHD 新社長に横山悟副社長が内定 「利益率上げるのが使命」

バローホールディングスは5月12日の取締役会で、新社長に横山悟取締役副社長が内定した。6月30日の株主総会終了後の取締役会の決議を経て正式に決定する。田代正美代表取締役会長兼社長は、代表取締役会長兼CEOに就任する。

5月13日の決算会見では田代会長兼社長が「今の大きな変化に対応していくには、人を変えることが一番。企業の規模は作ってきたが、利益をもっと上げていくために、思い込みの強い自分ではなく、もっと合理的な考えができる人物に交代しようと考えていた」と説明した。

横山副社長は「これまで経営の改善・改革などに取り組んできた。新社長として、経営資源をいかにつなげていくか。収益性、利益率を上げていくことが使命だと考えている。スーパーマーケットやドラッグストアなど50を超える事業があるが、若手を成長させて後継者に引き継いでいく。これからも田代会長と価値観を共有しながら新しいバローを作っていきたい」と抱負を話している。

横山副社長は、1956年2月21日生まれ。78年3月日本大学文理学部卒業、94年7月に入社、98年1月アクトス取締役、05年2月タチヤ代表取締役会長、06年1月アクトス代表取締役社長、同年6月バローホールディングス取締役、17年7月バローマックス代表取締役社長、18年4月バローホールディングス取締役副社長(現任)兼アクトス代表取締役会長兼バロー取締役副社長、21年5月にアクトス代表取締役社長(現任)。

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