イトーヨーカ堂は5月1日から5日の5日間、全国のイトーヨーカドーで「黄金フェス」を開催し金色にデザインされた商品や金にまつわるキャンペーンを実施する。
ワクワク感を演出して旅行や遠出を控える生活者の需要を取り込むのが狙い。「黄金フェス」は今回が初めての試みとなる。
4月26日、先行商品お披露目会でイトーヨーカ堂ライフスタイル業務部の小俣力也氏は「今年のゴールデンウィークは外へ遊びに出られる方が増えるとみているが、外出制限されておうち時間を大切にされている方もまだまだおられるはず。近くのイトーヨーカドーで少しでも楽しんでいただきたい」と語る。
原価高騰の中、食品では企画による需要喚起に取り組んでいる。
食品事業部の高山仁志氏は「原価高騰の影響を受けている部分はあるが、お買い得商品のご提供ほか、中華やカレーをテーマにした企画を提案し続けている。直近では4月20日に実施したイタリアンフェアが非常にご好評いただいている」と述べる。
イタリアンフェアでは、イタリア式食堂をテーマに、小売では初めてイタリアベースのオリジナル料理とワインの店舗「イルキャンティ」が監修した本格的なイタリアン商品を販売したほか、家族や友人と食卓を囲むのに最適なピッツァなどの大皿料理やワインもあわせて販売し食を通じた活発なコミュニケーションの創出を図った。
「黄金フェス」の食品のラインアップは、金色トレーの「自慢の海鮮巻き寿司セット」や味と見た目にこだわった「金のだるま弁当（高崎弁当）」ほか「セブンプレミアムゴールド」を多数取り揃える。
なお「セブンプレミアムゴールド」の中で4月25日にリニューアル発売した「金のレモンサワー」については「初動が物凄くいい」という。
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