7 C
Tokyo
9.8 C
Osaka
2025 / 12 / 24 水曜日
ログイン
English
飲料系飲料環境にやさしい「ブレンディ」 ザリットル プラごみ削減を店頭でアピール 味の素AGF九州支社

環境にやさしい「ブレンディ」 ザリットル プラごみ削減を店頭でアピール 味の素AGF九州支社

味の素AGF九州支社は同社が掲げるSDGsへの取り組みとして、福岡県が提唱するプラスチックごみを削減する啓発活動に注力。その一環として、「ふくおかプラごみ削減協力店」ハローデイの協力を得てプラスチック使用量を削減した環境にやさしい商品「ブレンディ 」ザリットルの訴求に全力投球している。

同商品は、水にさっと溶かすだけで1ℓの風味豊かな飲み物を楽しめる個包装のスティックタイプのパウダードリンク。

「緑茶」(1本の想定定番売価・税別80円)、「烏龍茶」(80円)、「ルイボスティー」(100円)、「ジャスミン茶」(100円)、「コーヒー」(100円)の5品をラインアップし、定番の嗜好品売場に加えて大容量のペットボトル(PET)飲料の売場にも並べられている。

福岡県プラスチック削減啓発活動ポスター(同社九州支社営業企画グループの山元まみさん)
福岡県プラスチック削減啓発活動ポスター(同社九州支社営業企画グループの山元まみさん)

九州支社では、商品輸送の負荷軽減に寄与するだけでなく、個包装に一部紙素材を使用することでプラスチック使用量を削減し、エコに配慮した点を訴求している。

西澤九州支社長は「PETは買う時に重く、捨てる時にはごみとしてかさばってしまう。そこでこの商品がプラスチックごみの大幅な削減につながる点をご説明させていただいている。コロナ禍での巣ごもり買いでも場所を取らず、ごみが増えにくいメリットもある。今後もSDGsと連動して、消費者さまの利便性に立った当社商品の提案に努めていきたい」と意気込みをみせた。

同じく福岡県環境部循環型社会推進課の篠崎参事補佐は「福岡県は、県内の事業者、県民、行政が一体となり、ワンウェイ(使い捨て)プラスチックの使用削減などのプラスチックごみ削減に取り組んでいる。取り組みを進めるに当たり、事業者、県民の皆さまに『できることから一つずつ』実践することをお願いしている。このような取り組みが行われることは大変ありがたく、今後もプラスチックごみ削減の取り組みが広がるように努めていく」とコメントしている。

売場で大展開(ブレンディ ザリットル)
売場で大展開(ブレンディ ザリットル)

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。