15.1 C
Tokyo
11.9 C
Osaka
2025 / 11 / 03 月曜日
English
その他企業活動味の素 コロナ禍克服へ事業戦略 共存期、回復期見据えシナリオ
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

味の素 コロナ禍克服へ事業戦略 共存期、回復期見据えシナリオ

味の素は25日に発表した2020年3月期決算発表に際し、味の素グループとして「新型コロナウイルス 企業継続計画 基本方針」を公表。この中で企業活動の優先順位を

①従業員およびその家族の安全確保
②地域・社会への貢献
③事業活動の継続(お客さまへ製品・サービスを届ける)

と定めた。

従業員の安全確保では、本社・営業・研究部門の従業員の約9割を在宅でのリモート勤務とし、生産現場でのソーシャルディスタンス確保、公共交通機関の使用低減などを求めている。地域・社会に向けては、Webサイトを通じて生活者をサポートする情報を提供し、医療従事者には抵抗活力をサポートするサプリメント「抵抗活力アミノ酸シスチン&テアニン」や「具たっぷり味噌汁」、スープなどを提供。

事業活動の継続に向けた取り組みでは、共存期、回復期に向けた事業戦略として、経営会議メンバー、事業本部長、地域本部長を主要メンバーとするCOVID―19シナリオプランニングミーティングを実施し、ニューノーマルな事業戦略を策定。サプライチェーン対応では、安全を確保した生産体制の継続と顧客の需要に対応するため主要製品の生産に集中化やサステナブル調達の維持に向けたサプライヤーとの関係強化を定めた。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点