8.5 C
Tokyo
6.1 C
Osaka
2026 / 02 / 06 金曜日
ログイン
English
流通・飲食大物 上期、物流費抑制進む 日阪社長「信頼関係を生かす」

大物 上期、物流費抑制進む 日阪社長「信頼関係を生かす」

食品卸・大物(大阪市)の上期(10-3月)売上高は前年比103%で着地。業態別の伸び率は卸が102%(構成比74%)、小売が103%(同17%)、貿易その他が114%(同9%)。商品別では調味料と瓶缶詰を除く、飲料、嗜好品、麺・でん粉などの各カテゴリーで前年を上回った。

〝販売利益の改善・自社配送による物流費の抑制〟という今期掲げる2つの課題を実践し、物流費を前年比83%に抑え、売上総利益は102.6%に拡大。経常利益は110%を超え計画を達成した。

日阪俊典社長は「消費増税でスタートし商流の落ち込みが大きかった中、売上は計画におよばなかったが及第点と言える。利益に関しては2つの命題に取り組んだ成果が着実に出てきた」と振り返る。

ただ、下期は新型コロナウイルスの影響が避けられず先行きは不透明だ。3月以降の状況について日阪社長は「得意先からの販売ニーズが非常に強まっている。一方でメーカーさんからの出荷調整は段々と厳しくなり、仕入に大変苦心している。大手小売業に比べ、われわれ地域卸やその得意先の小売業への供給は十分ではなく、売場での欠品を招いている」と現状を指摘する。

こうした中で「アンテナを高くし需給動向をきちんと把握しながら、ニーズに応えるべく対応しなければならない。そのためにも、われわれが一番の強みと自負するメーカーさんとの信頼関係をしっかり生かすことが大事」としている。

「社員の不安低減へ努力」

日阪社長に新型コロナ対策として、同社の働き方について聞いた。

  ▽  ▽

リモートワークや3部制のフレックス勤務などを導入し、なるべく会社にいる時間を抑えることで、各社員の精神的な不安を低減するよう努めている。

ちょうど今年の2月から、顧客・販売管理などの情報を共有できる営業支援システムを導入した。お客様とのフェイス・トゥ・フェイスの営業は重要だが、それをより効率的に進めるためにもこうしたツールが必要だ。フレックスの良さも実感しているので、これを機会に継続し生産性の向上につなげたい。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。