ハウス食品新バラエティ商品を投入 うまかっちゃん 海老みそとんこつ

新しい価値訴求に繋げる

ハウス食品は8月8日から九州・沖縄地区と山口県で「うまかっちゃん 海老みそとんこつ」を新発売する。北海道や関東で人気を博した「えびだし」ラーメンの美味しさを「うまかっちゃん」と融合。海老の旨みととんこつのコクを訴求する商品に仕上げている。初年度(8月~今年度3月末)の販売数量として300万食を目標にしている。

尚、商品詳細は次の通り。【商品名】「うまかっちゃん 海老みそとんこつ」【パッケージ】うまかっちゃんのトーン(ロゴ、黄色ベース、山笠)に「海老」のイメージを取り入れた【特長】「うまかっちゃん」のマイルドなとんこつスープに、海老の旨みと焼いた海老の香ばしい風味をきかせ、味噌を合わせたコクのあるおいしさ。


ハウス食品福岡支店 地元に愛される商品健在
更なる需要喚起に注力

ハウス食品株式会社福岡支店(福岡市中央区長浜1丁目:小島美雄福岡支店長)は2日、即席袋ラーメン「うまかっちゃん」の新商品発表・16年秋のプロモーション施策説明会を行った。

1979年9月12日の発売から今年で発売38年目を迎えるロングヒット商品。九州を中心に根強い人気を誇る。現在、スタンダードの「うまかっちゃん」、「博多からし高菜風味」、「久留米風とんこつ」、「熊本火の国流とんこつ」、「鹿児島黒豚とんこつ」の5種をメインに展開。

そして今回8月8日から九州・沖縄地区と山口県で「うまかっちゃん 海老みそとんこつ」を新発売する。小島支店長は「発売当初は生産の拠点工場がある福岡を始め、九州全体でのシェアが低く、工場の食堂でさえあまり自社ラーメンが食べられていない状況にあった。

そこで営業担当者が九州で売れるラーメンを作りたいと本社に懇願し、九州向けラーメンを開発するプロジェクトがスタート。開発・調査担当者達が九州各地のラーメンを食べ歩き、スープ開発に取り組んだ。

福岡工場や福岡支店の社員などに試食して貰い、試行錯誤を繰り返しながら発売に漕ぎ着けた。こういった取り組みが実を結び現在、うまかっちゃんは皆様方に長きに渡りご支持頂ける商品に成長させて頂いた。

今回は既存商品のブラッシュアップに加えて、新商品「うまかっちゃん 海老みそとんこつ」を発売させて頂く運びとなった。とんこつラーメンの新しい価値訴求を図り、うまかっちゃんブランドの更なる浸透、私どもの強みを活かした商品展開に注力。引き続き九州の即席麺市場の活性化に努めていきたい」と抱負を述べた。

うまかっちゃんは発売から37年間で累計食数約33億食を突破。販売シェアは25%前後(16年度は25.5%)をキープしている。地元の声を聞きながらのスープ味覚作りや九州という地域色を前面に出したTVCM放映、商品には博多弁で「おいしい」を意味する「うまか」に、語尾には愛らしい「ちゃん」を付けた「うまかっちゃん」というネーミングを施すなど、地元に密着した取り組みを着実に進め、九州で愛されるブランド商品に成長した。

今回は「うまかっちゃん」シリーズの一斉フレッシュアップとして、うまかっちゃん5アイテムについて28年ぶりにパッケージ変更を施す。商品前面にハウスロゴを記載、デザイン全体を中央に寄せることで店頭での視認性アップに努める。

さらに「熊本火の国流とんこつ」、「鹿児島黒豚とんこつ」2アイテムについて味覚をフレッシュアップ。各商品のおいしさや特長を高め地元に根差すラーメンとしての魅力向上を図る。大人から子供までの幅広い購買者層の取り込み、更なる需要喚起を促す方針だ。

ハウス食品 小島美雄福岡支店長 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)

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