カインズは10月19日から、石井食品と共同開発したレトルトカレー「MOTTAIカレーシリーズ」を35店舗の「くみまちマルシェ」で発売している。ラインアップは「トマト香るひき肉カレー」「とろとろナスのひき肉カレー」「豆乳とケールのゴロっと骨付きチキンカレー」(税込598円)の三種。
「MOTTAIプロジェクト」は、カインズが生産者やメーカーと地域や生活者をつなぐハブとして、各地の課題を商品価値へと変えていく取り組み。プロジェクト第一弾では「日本の食課題解決」「おいしさ」「生産者支援」をコンセプトに、規格外野菜や食品製造時の副産物などを活用する。
「MOTTAIカレー」は、大きさが不揃い、色味が濃すぎるといった千葉県産の規格外有機野菜を使用。食品添加物やカレールー、小麦粉を使用せずに野菜とスパイスを中心に仕上げている。脂っこさが少なく、トマトの酸味やケールの風味といった素材の味をしっかりと楽しめる。

10月2日のプロジェクト発表会で、石井食品の三谷明マネージャーは「数年前から『地域と旬』カテゴリーで生産者や地域に貢献する取り組みをしており、『MOTTAI』の目標に共感した」と話し、カレーについても「ミートボールのソース技術などノウハウを生かした。おいしくなければ定着しない」と出来栄えに自信を見せた。
発表会には複数のプロジェクト参加企業が出展し、摘果りんごを活用したアップルソーダや干し芋の皮を使った甘味、副産物のおからを利用した鈴カステラなどが並んだ。
カインズの内山智彦プロジェクトリーダーは、「MOTTAIプロジェクト」の商品展開について「27年には『くみまちマルシェ』だけでなく、食品を扱う50店舗に売場の展開を拡大する計画」と意気込みをみせた。
