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10月2日「豆腐の日」に八王子・裏高尾の名物地場豆腐でスンドゥブ試食 モランボン、スーパーアルプス・峰尾豆腐店と初連携

 モランボンは「豆腐の日」の10月2日、スーパーアルプス楢原店(東京都八王子市)で、地元の峰尾豆腐店と連携した「スンドゥブチゲ」の試食イベントを実施した。若年層にもなじみのあるスンドゥブを切り口に豆腐の喫食機会を広げるとともに、地域で親しまれてきた地場豆腐の魅力を発信する狙い。モランボンが地域のスーパー、地元豆腐店と連携して試食販売を行うのは初めて。

 当日は、峰尾豆腐店の看板商品「するさしのとうふ 寄せ豆腐」と、モランボンの「濃厚スンドゥブチゲ用スープ マイルド」を組み合わせて提供。幅広い年代が試食し、「おいしい」「子どもが帰ってきた時に買いたい」といった声が聞かれた。

「するさしのとうふ」は濃厚で風味豊かな味わい
「するさしのとうふ」は濃厚で風味豊かな味わい

 取り組みの背景には、豆腐の購買・喫食機会の向上という課題がある。豆腐製造業の事業者数は長期的に減少し、地域の豆腐店と消費者との接点も減少している。特に若年層では豆腐の用途に対する認知が十分でないとされ、モランボンでは様々なメニュー提案を通じ、豆腐を食べるきっかけづくりを目指す。

 峰尾豆腐店は、東京都八王子市裏高尾町で1958年に創業した老舗豆腐店。高尾山系の良質で豊富な水を使用し手作りされる濃厚で風味豊かな豆腐には、遠方から足を運ぶファンも多い。

一つ一つ手作りされる(峰尾豆腐店)
一つ一つ手作りされる(峰尾豆腐店)

 スーパーアルプスは、八王子を中心に東京・神奈川・埼玉で29店舗を展開。地元商品を取り入れ、地域性を生かした売場づくりを進めている。同店の豆腐商品は2020年から一部店舗で取り扱い、地元商品としてコーナー展開している。販売数量は2021年~25年にかけて160%以上に伸長した。同スーパーの和日配担当者は「年々リピーターが増えている」とし、価格競争に巻き込まれにくい商品としても地場豆腐を評価する。

峰尾豆腐店3代目店主の峰尾勝氏
峰尾豆腐店3代目店主の峰尾勝氏

 同担当者によると、豆腐売場については「年間を通して需要は概ね安定している一方、新規ユーザーの獲得が課題」と指摘する。調味料などとの関連販売によるメニュー提案にも注力しており、今回の企画についても「料理素材としての活用を広げることで、豆腐の需要を伸ばせる余地がある」と期待を寄せる。

 国産大豆を使用した豆腐への関心も高まっているという。購入者は比較的年齢層が高く、品質を重視する傾向がみられる。特に厚揚げは物価高を背景に、炒め物のかさ増しなど、肉や野菜を補う素材として好調に推移している。

 豆腐市場が縮小傾向にある中、単に商品を売るだけでなく、地域の商品とメニューを組み合わせて新たな食べ方を提案することで、豆腐との接点を広げる取り組みが始まっている。

「濃厚スンドゥブチゲ用スープ マイルド」
「濃厚スンドゥブチゲ用スープ マイルド」

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