UCCグループは、「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」というサステナビリティビジョンの実現に向けてステークホルダーとの協働・共創をさらに加速させることを目的にサステナビリティレポートを改訂。「UCCグループ サステナビリティレポート2026」を9月30日に公表した。
創刊から3年目・2回目の改訂となる今年のレポートは、前半を特集記事に充てて、後半をESG活動の解説記事とした。
特集記事は、UCCバリューの最重要項目である「コーヒーの価値探求」をテーマに、人材育成に関する取り組み、7月にリニューアルオープンした「UCCコーヒー博物館」、「コーヒー×健康」の3分野を紹介。
より読みやすくすべく、ビジュアルを多用するなどレイアウトにこだわり、雑誌風に仕立てられている。
コミュニケーションを一層促進すべく内容に磨きをかけることで、取引先との関係強化に加えて新たな協働・共創も見込む。
9月30日、発表したUCCジャパンの里見陵執行役員サステナビリティ経営推進本部長は、これまでのレポートの反響について「採用の際にご覧いただいている学生が非常に多い。お得意先・お取引先さまだけはなく、コラボレーション先さまでも最後までお読み下さっている方が多いと思う」と語る。
取引先からの反響も大きくなっているという。
UCCコーヒージャパンの中村知弘サステナビリティ推進室長は「お得意先さまから営業を通じて特定の箇所について詳しく教えてほしいといったお問い合わせをいただき、説明や意見交換させていただく機会が非常に増えている」と説明する。

特集記事の前頁にUCCグループ全体像の紹介頁を設け、ハワイにジャマイカに次ぐ2番目のUCCグループ直営農園を構え、ヨーロッパ・日本・アジア・オセアニアの4エリアをメインに事業展開していることが一目で分かるようにした。
特集記事では冒頭、「UCCグループらしい人づくりとは?」と題し、UCCジャパンの上島昌佐郎社長のインタビュー記事を掲載。「ここ1、2年、人材育成に物凄く力を入れており、我々の活動の源泉になっていることから、出していこうと決めた」(里見氏)という。
「UCCコーヒー博物館」の特集頁は、次頁で紹介される独自の研究開発施設「UCCイノベーションセンター」や教育機関「UCCコーヒーアカデミー」などと組み合わせて、コーヒーの価値創造のための知の集積場として紹介されている。
UCCグループのサステナビリティ指針の1つに健康領域がある。「コーヒー×健康」では今春に新発売した機能性表示食品「UCC TOTONOU by BLACK無糖」を紹介。
特集記事のほか、水素焙煎やタンザニアにおける持続可能なコーヒー生産プロジェクトの2つの重点領域の進捗状況を報告している。
