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「AIは当面、電動工具として正しく使うべき」 サントリービバレッジ&フードの木村穣介社長が見解

 サントリービバレッジ&フードの木村穣介社長は6月、取材に応じAIの活用について宮大工と工具の関係に例えて「AIは当面、電動工具として正しく使うべき。宮大工は腕を磨く必要があり、その際、電動工具を使わない理由はなく、使ったほうが早いのであれば忌避せず使うべきで、使い方を見極める必要がある」と語る。

 電動工具の先にあるものとして、工作機械をコンピューターで制御して切削を行うNC工作機械や、AIの判断能力に物理的な身体機能を統合したフィジカルAIを挙げる。

 「電動工具とは違う能力をAIが身につけてしまった。電動工具でいくら調子よくやっていても、機械が全て作れるとなると負けてしまう。何が勝ち筋になるか見極めないといけない。AIには電動工具としてのAIと専門のAIの二段階があり、専門のAIは恐らくあれもこれもと使いこなすのが難しく、電動工具のほうが早い場合もあるため、よく考えて活用する必要がある」との見方を示す。

 オープンAIの活用は視野に入れずクローズドAIの活用を突き詰める。

 その際、「これまで培ってきた製造ノウハウが勝ち筋になる」とみている。(つづく)

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