ヒガシマル醤油は、営業活動では「量より質」を重視、ブランドでは重点商品の「うどんスープ」と戦略商品の「牡蠣だし醤油」の2本柱、エリアでは関東市場の深堀りに注力している。
淺井一昌代表取締役専務、内山賀文取締役営業本部長、窪園智執行役員営業副本部長・東京支店長は6月30日に開催した懇親会で、近況及び今後の方針を概ね次のように説明した。
同社の上半期(1~6月)の売上高(速報)は、前年同期比99・3%とほぼ横ばいで推移。醤油、液体カテゴリーはプラスを保ったが、昨年7月の「うどんスープ」の値上げに伴う前買い反動が影響し、粉末はマイナスで着地。ただし主力の「うどんスープ」類は、価格改定後は回復途上で推移しており、特に東日本は定番の回転が回復していると言う。
また「そばスープ」(金額111・7%)も堅調。「ちょっとどんぶり」「ちょっとぞうすい」は米問題の影響で苦戦したが、直近では米の販売価格低下に伴い安定した荷動きへ回復。新商品「揚げずに本格からあげ調味料」を加えた「揚げずにシリーズ」全体では採用店が増えている。
上半期の「牡蠣だし醤油」は116・7%と伸長を継続。調理用途への広がりにより汎用性が評価され、「牡蠣だしぽん酢400ミリリットル」(146・9%)は春夏定番の採用店増が牽引した。
最重要エリアの関東は、首都圏を中心に深堀りと基盤づくりを推進。消費者とのコミュニケーションにも力点を置き、今後も「量より質」を重視した営業活動を継続する方針だ。
商品戦略では、重点商品の「うどんスープ」を麺専用から粉末万能調味料に再定義し、消費者とのコミュニケーションを強化。一方、今夏の猛暑と長い夏を予測し、「豆乳そうめん」など夏メニューをフックに啓発活動を強化する。
「うどんスープ」のコミュニケーション活動では、前年度の池袋サンシャインシティでの「うどんスープ食堂」イベントに続き、今年度上半期は表参道、二子玉川、有明ガーデンでも啓発活動を実施。下半期も継続実施し、ブランドコミュニケーションを高める。

