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三井倉庫ロジスティクス、高い再現性が強みの「Mytico」拡大へ EXILE TETSUYA氏プロデュースの「AMAZING COFFEE」に導入

 スイスの業務用コーヒーマシンメーカー「FRANKE(フランケ)コーヒーシステムズ」の日本正規販売店である三井倉庫ロジスティクスは、最先端マシン「Mytico(ミティコ)」のさらなる拡大を目指している。

 昨年12月からは、EXILE TETSUYA氏がプロデュースするコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」で順次導入。

 5月8日、「AMAZING COFFEE」中目黒店で取材に応じた三井倉庫ロジスティクスの奥津忠行営業本部ビジネスソリューション統括テクニカルロジ営業部長は「『ミティコ』は一般的なフルオートマシンと比較すると高いホスピタリティ・クラフト感を演出できることに加え、レシピ設定の自由度が高く幅広いメニューを再現できる」と胸を張る。

左から三井倉庫ロジスティクスの奥津忠行氏、LDH kitchenの片山秀都氏
左から三井倉庫ロジスティクスの奥津忠行氏、LDH kitchenの片山秀都氏

 LDH kitchen部長代理AMAZING COFFEE統括責任者の片山秀都氏は「複数店舗運営におけるコーヒーのクオリティーの維持は常に課題だった。再現性の高い『ミティコ』はまさに痒いところに手が届く存在で、もう手放せない」と感謝を述べる。

 「ミティコ」は挽豆に掛ける流速・抽出時間を制御するフランケの独自技術「iQ Flow」を標準搭載し、常に一定のクオリティーのコーヒーの抽出が可能。
さらにIoT機能を活用することで、一店舗で設定したレシピ設定を多店舗に展開することができ、どの店舗で誰が抽出しても同じクオリティーのメニューを提供できるようになった。

 この再現性の高さは、トレーニングの時間や食材、人件費などのコスト削減につながっている。
セミオートのエスプレッソマシンで抽出を行う場合、挽豆へのタンピングやミルクのスチームなど複数の項目のトレーニングが必要となり、同店では数カ月から1年程度の時間を要していた。

 「メニューにあったコーヒーやミルクフォーミングを全自動で作れることで、トレーニングの期間が大幅に短くなりコスト削減につながっている。経験が浅いスタッフにも短い研修期間でコーヒーの提供を任せられるようになり、スタッフのローテーションの改善、モチベーションアップにもなっている」と笑顔を見せる。

 日々の営業だけでなく、メニュー開発の際にもメリットがあるという。

 「これまでは、例えば店長クラスにしか作れないような高い技術力が求められるメニューは、複数店舗での再現性の問題から採用が難しかった。『ミティコ』なら、メニュー考案者が現地まで行って指導しなくても、誰でも同じ味が出せる。コーヒー粉は0.1g刻みで変更でき、細かい調整がしやすくメニュー開発にかかる時間や手間も減らせている」と説明する。

 最大4種の豆を入れられるホッパーは、メニューのバラエティ展開に寄与。

 「これまでは1台の大型のグラインダーで豆を挽いており、都度グラインダーの豆を入れ替える手間や置き場所の制約などにより、1種類の豆での提供に限られていた。今では定番のAMAZING BLENDに加え、AMAZING カフェインレスを販売している。これに加え、5月23日からは、TETSUYAが自らブラジルで買い付けた豆のコーヒーも発売を開始する」と述べる。

 「ミティコ」は「AMAZING COFFEE」ならではの特徴にもうまくマッチした。同店はEXILEをはじめとするアーティストのファンが多数来店し、日によっては1時間から1時間半待ちの行列にもなるという。

 「長い時間待っていただいてから、コーヒーを提供するわずかな時間に、いかにお客様におもてなしできるかが重要。コーヒーショップらしい本格的なイメージは保ちながら、スタッフがお客様としっかり向き合い会話できる時間を増やすことができた」。

 コーヒーを好きになる入口という店のポジションにも「ミティコ」は好適だった。
 「ロゴ入りのマシンをバックにして記念撮影をするお客様がとても多い。お客様にとっても『ミティコ』に愛着が生まれている」と笑みを浮かべる。

 奥津氏は「『ミティコ』は『AMAZING COFFEE』さまと一緒に育てているような感覚。本当に熱心にマシンを弄っていだだき、色々なご要望を叶えるため、スイスのメーカーとも連携し対応している」と述べる。

 TETSUYA氏が「ミティコ」のブランドアンバサダーに就任したこともあり、今後は「ミティコ」の認知拡大に期待が高まる。

 片山氏は「直営店やコラボレーション店舗だけでなく、フランチャイズ展開も視野に入れて考えている。様々な形の『AMAZING COFFEE』を増やすとともに、『ミティコ』を知っていただくきっかけとして貢献していけたら嬉しい」と語る。

 奥津氏は「当社は大手電機メーカーの物流で培った知見を強みに、搬入設置から保守までを一括で行う『テクニカルロジスティクス』を提供しており、機器の供給のみならずサプライチェーン全体の最適化やロジスティクス改革も提案する。その根底には“社会を止めない。進化をつなぐ。”というパーパスがある。『AMAZING COFFEE』さまの心臓部であり、カフェのインフラでもあるコーヒーマシンを止めることのないようコンディションを常に管理し、おいしいドリンクが提供できるという当たり前のオペレーションを止めず、さらに『AMAZING COFFEE』さまのメニュー開発などの進化の手助けをしていきたい」と力を込める。

 「AMAZING COFFEE」は新たな挑戦として、5月から8月にかけて同ショップ初の子ども向けイベント「AMAZING KIDS FESTA」を全国4会場で開催予定となっている。

 会場ではオリジナルグッズの販売などのほか、子どもが店舗仕様の「ミティコ」でドリンクを抽出し、好きな色を塗ったオリジナルスリーブのカップで保護者に提供するワークショップイベントを予定している。

 三井倉庫ロジスティクスは8月に開催される「CAFERES JAPAN 2026」へ出展し、「AMAZING COFFEE」の協力のもと「ミティコ」の展示とデモンストレーションを計画している。

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