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味の素 猛暑には「オン⇔オフ スイッチ飯」を 「麻辣混ぜそば」「氷点下そうめん」提案

 味の素社は15日、ここ数年の猛暑による食行動の変化を捉え、生活者インサイトから分析した「2026年夏の猛暑食」は「夏のオン⇔オフ スイッチ飯」と分析。「オン飯」として「Cook Do 極(プレミアム)麻辣回鍋肉用」を使った「レンチンで完成!麻辣混そば」と、「オフ飯」として新製品「氷みぞれつゆ」を使った「非加熱 氷点下そうめん」を提案した。

 「夏のオン⇔オフ スイッチ飯」とは、暑さや体調・気分に応じて、調理工程も味わいも軽やかな「オフ飯」と、刺激的で満足感ある「オン飯」を自在に切り替えながら、夏を心地よく乗り切る新しい食スタイル。その日の状態に合わせ、「簡便・軽やかさ」と「刺激・満足感」という相反するニーズを捉え、この夏ならではの食行動が広がると予測している。

 同社は15日、生活者インサイトから分析した「2026年夏 猛暑食トレンド」を発表。猛暑による食の変化について、調理行動面では「調理時間がかからない(時短)、火を使わない(火なし)調理が最優先」「手作り調理の減少」により『調理工程の軽量化ニーズが加速する』と仮定。味わいニーズ面では、「そうめんなど冷やし料理のニーズ、お酢・漬物などさっぱり・あっさり味のニーズ」「油なし&味付けが軽い蒸し料理・せいろが好まれる」ことから『味わいの軽量化が進んでいる』とし、この二つを踏まえ、第一の猛暑食潮流は調理面・味わいも面でも軽めの「オフ飯」がトレンドと言う。

 一方、近年は夏場を境にメキシカンや麻辣湯のレシピ検索が急増し、ビリヤニやサゴなど『異国料理』の注目度が上昇。8月をピークに『エスニック』のレシピ検索、SNS投稿が増加することなどから、第二の猛暑食潮流は刺激的な「オン飯」がトレンドと指摘。両者を踏まえ、「味の素が考える2026夏の猛暑食トレンドは、まるでスイッチを切り替えるように、テンションやシーンに応じて『軽め』と『重量級』を自在に切り替える”夏のオン⇔オフスイッチ飯”が大きなトレンドになる」(味の素マーケティング開発部生活者インサイトグループ出井舞氏)と考えている。

 「Cook Do 極(プレミアム)麻辣回鍋肉用」を使った「レンチンで完成!麻辣混ぜそば」は、電子レンジだけで作れる手軽さながら、花椒や八角の香りが広がる、本格的で刺激的な「オン飯」メニュー。耐熱皿に蒸し麺と水、ひき肉を入れて電子レンジで加熱し、「Cook Do極 麻辣回鍋肉用」を加えて混ぜ、好みによってミックスナッツやパクチーをトッピングして完成。「氷みぞれつゆ」を使用した「非加熱!氷点下そうめん」は、冷凍庫で冷やした「氷みぞれつゆ」をかけるだけで、圧倒的な冷たさとさっぱりした味わいが楽しめる「オフ飯」メニュー。凍らせて細かくほぐした「氷みぞれつゆ」を、冷水でしめたそうめんにかけ、非加熱で完成。

 また「猛暑食」のトレンドを踏まえ、料理人の東山広樹氏とインフルエンサーは、「オン飯」として「異国屋台メシ」「日常薬膳」「ザクザクトッピング」、「オフ飯」として「キン冷えだし」「薬味主役メシ」の5つのメニューを提案した。

「猛暑食トレンド」発表会に参加した出井舞氏、東山広樹氏、コンシューマーフーズ事業部の浅生博信氏、上丸茉莉花氏
「猛暑食トレンド」発表会に参加した出井舞氏、東山広樹氏、コンシューマーフーズ事業部の浅生博信氏、上丸茉莉花氏

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