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深煎りコーヒーはアイス飲用にも適しているという傾向 キーコーヒーが既存品で価値深掘り 背景に猛暑日の増加

 深掘りコーヒーは一般的にホット飲用に留まらずアイス飲用にも適している――。

 キーコーヒーはこの傾向に着目し、既存品の「KEY DOORS+ スペシャルブレンド深煎り」(以下、スペシャルブレンド深煎り)にアイスコーヒーの飲用シーンを想起させるパッケージを数量限定で採用して同商品の価値を深掘りする。

 同商品は「スペシャルブレンド」よりも深煎りでコク深い味わいが特長のため、深煎りのコーヒーを使うことが多いアイス飲用にも好適とする。

 ホットでもアイスでも楽しめることを訴求して「スペシャルブレンド深煎り」と生活者との接点を拡大していく。

 表面には「アイスコーヒーでも!」のアイコンをあしらい、裏面にはアイス飲用の際の抽出レシピを掲載している。

 2月3日、発表した小笹明子マーケティング本部R&Dグループ設計第一チームリーダーは「ご家庭でレギュラーコーヒーのアイスコーヒーを飲まれる方は、ホット用で購入したコーヒーをそのままアイスでも飲まれる方が多い。ホット飲用でレギュラーコーヒーを選ばれるお客様に、『アイスでも飲めるならこれにしよう』と思っていただけるようなきっかけ作りになればいい」と述べる。

 リニューアルの背景には、アイスコーヒーの需要の高まりがある。

 小笹氏は「全日本コーヒー協会が毎年発表している10大ニュースでは、2年連続でアイスコーヒーが取り上げられている。猛暑、残暑の長期化で、必然的にアイスコーヒーが選ばれる機会が拡大している」と商機を見出す。

 手軽さやアレンジ性など様々な要素でアイスコーヒーの楽しみ方が広がっていることにも着目する。

 「レギュラーコーヒーの豆や粉からしっかり作る本格タイプから水に浸けておくだけで手軽にできる水出しコーヒー、飲みたいときにすぐに飲めるリキッドコーヒーといった定番メニューのほか、フルーツやシロップを使ったアレンジドリンクや牛乳から抽出するミルクブリューなど、とにかくアレンジ性が高い」との見方を示す。

カナエ モノマテリアルパッケージ

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