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国分中部 「地域共創」広がりと深化 独自商品「名古屋ハヤシ」も登場

福井稔社長
福井稔社長

 国分中部(名古屋市、福井稔社長)は1月30日、名古屋東急ホテルで「2026年春夏商品展示会」を開催、得意先各方面から820人が来場した。

 今回は「食で、地域を動かす。未来を動かす。」がテーマ。朝礼で福井社長は「国分グループ、セントラルフォレストグループともに、今年1月から新たな長期経営計画に突入した。新長計では未来志向をコンセプトとして掲げている。ぜひわれわれの志向するところをご理解いただきながら、一緒に未来を語っていけるような5年間にしていきたい」と呼びかけた。

 当日は新規33社を含む226小間・229社(加工食品125、菓子16、酒類39、低温19、フードサービス5、地域共創11、オリジナル・企画・グループ企業14)が出展。

 国分中部オリジナルコーナーでは、26年の注目トレンドとして、専門店も増えてきた「紅茶旋風」や、単身世帯の増加やライフスタイルの多様化を背景にした「自分最適化ごはん」、コメの価格高騰による代替需要の高まりを受けた「主食スライド」などをパネルで紹介。
 
 国分開発商品では、「だし麺」や「缶つま」「コンビーフ」などの主要ラインアップが勢揃い。「だし麺」では新商品の「宍道湖しじみだし」と初の油そば商品「北海道甘エビだし油そば」を、試食を交え紹介した。

地域共創活動もより多彩に
地域共創活動もより多彩に

 国分中部のオリジナル開発商品からは、新作の「名古屋ハヤシ」が登場。味噌おでんとワインのマリアージュが楽しめる地元外食店オーナーが監修したもので、愛知県のSMをはじめ、雑貨店、土産物屋、全国の小売店などに販路を広げていきたい考え。新商品と合わせ、昨年発売した「大久手山本屋監修 味噌ころうどん」や「加賀棒ほうじ茶」も再度アピールした。

 地域共創コーナーでは、「豪商のまち、松阪の魅力」「みえジビエ」「関西電力協業/嶺南の魅力~高浜町~」「今こそ知ってほしい。能登の魅力」など全10ブースを展開。共創活動の広がりや深化が見て取れた。

 今回、国分中部では初となるフードバンクへの寄付も実施。集められた物資は、セカンドハーベスト、北区社会福祉協議会の2社が引き受け、必要とされる人々に届けられる。

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