11.1 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2026 / 02 / 06 金曜日
ログイン
English
その他許認可・行政2025年の農水物・食品の輸出額 1兆7000億円、12.8%増 13年連続で過去最高更新

2025年の農水物・食品の輸出額 1兆7000億円、12.8%増 13年連続で過去最高更新

 2025年の農林水産物・食品の輸出実績は、前年比12.8%増の1兆7005億円(同1934億円増)だった。2020年に掲げた25年目標の2兆円には届かなかったが、主要輸出先国・地域のすべてで前年を上回り、13年連続で過去最高を更新した。

 輸出額の内訳は、農産物1兆1008億円(12.1%増)、林産物735億円(10.1%増)、水産物4231億円(17.2%増)、少額貨物1031億円(5.3%増)。

 国・地域別では、米国2762億円(前年比13.7%増、構成比17.3%)、香港2228億円(0.8%増、13.9%)、台湾1812億円(6.4%増、11.3%)、中国1799億円(7%増、11.3%)、韓国1094億円(20%増、6.8%)の順となった。

 米国向けは4月に関税措置が導入されたものの、緑茶や牛肉に対する旺盛な需要を背景に好調。日本産水産物の輸入規制の影響が残る中国向けも7%増と伸長した。国別では米国、台湾、韓国などが過去最高を更新した。

 品目別では、緑茶(720億円、98.2%増)、ホタテ貝(905億円、30.4%増)、ぶり(527億円、27.4%増)、牛肉(731億円、12.8%増)、ウイスキー(489億円、12.2%増)などが伸長。緑茶は健康志向や日本食への関心の高まりを背景に、欧米・ASEAN向けを中心に抹茶を含む粉末状茶が増加した。

 加工食品の輸出額は5725億円(7.2%増)。清涼飲料水(604億円、5.2%増)、菓子(米菓除く373億円、8.8%増)、ソース混合調味料(721億円、7.8%増)、日本酒(458億円、5.6%増)など全般的に好調だった。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。