流通・飲食旭食品 展示会「フードラン...

旭食品 展示会「フードランド」 トレンド予測し商品提案 地域メーカーの出展拡大

 旭食品は1月22、23の両日、高知市の高知ぢばさんセンターで「フードランド2026」を開催。418社が出展し、得意先約1400人が訪れた。

 今回のテーマは「ステークホルダーとの連携強化」。トレンド予測コーナーでは、今年上半期のキーワードに沿って商品を紹介した。“もっちり”したスイーツの人気が続く中、韓国のソウルフード「カムジャパン」をアピール。「もちもちしたものは秋冬のイメージが強かったが、最近は夏場でも人気で年間を通して売れるようになった」(商品統括部)。

 農水産物を扱う第六事業プロジェクトは、マグロ解体ショーを行った。昨年12月までに得意先の店頭で28回実施し、水産物の販売促進につながっている。また、室戸のマンボウ唐揚げを試食提供。担当者は「定置網にかかるマンボウを有効活用しながら、食文化を発信したい」と意気込む。

 グループの旭フレッシュは『にっぽん問屋』ブランドの新製品「お好み焼き粉」をアピール。天かすが牽引し、お好み焼きの関連品シリーズは前年比135%と大きく伸びている。「好調なシリーズとともに一緒に売り込みたい」(林和宏営業開発部長)と力を込める。

 会場入口では、よさこいの衣装をまとった社員が来場者を出迎えた。旭食品よさこいチームによる集客企画を紹介したもので、「得意先の高知フェアで実施すると売上増につながっており、寄与できると期待している」(久郷正人商品統括本部長)。

 今回も地域メーカーが増え、新規27社が出展した。樋川商店(東京都)が試食提供した「豆かんてん」は、原料の天草も都内で採れたもの。東京都の特産品にも認証されている。「東京の地元原料を使っていることを前面に打ち出したい」(樋川翔祐専務)と話していた。

売上7.7%増で推移

 会見では竹内紘之副社長が近況について報告。4~12月の売上高は前年比107.7%、売上総利益は106.1%でいずれも予算を上回る。販管費は107.3%で、経常利益は予算を7億3000万円上回るが、前年比は1億3000万円減少。竹内副社長は「予算は上回っており、通期では増収増益の着地を見込む」としている。

カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。