ヤオコーはこのほど、CIO Japanが主催する日本初の表彰制度「CIO 30 Awards Japan 2025」において、「デジタルトランスフォーメーション(DX)賞」を受賞した。DXを通じてビジネス価値を高め、先進的なソリューションを導入した企業として評価された。
同社では、物価上昇によるコスト高騰やテクノロジー進化が進む中、企業競争力の維持・強化には迅速かつ的確なデジタル対応が不可欠であり、その遅れは事業リスクに直結するとの認識のもと、DX推進を経営の重要テーマに位置付けてきた。▽店舗業務のデジタル化による生産性向上と働きやすさの実現▽顧客満足度向上に向けたサービスの進化▽旧システムの負債解消と事業拡大に向けたIT基盤強化――の三つを柱に環境整備を進めている。
小売業特有の事業構造を踏まえ、同社では低コストかつスピード感のあるプロダクト導入を重視し、現場優先の姿勢でDX施策やプロジェクトを多数推進。その結果、生産性向上や顧客サービスの高度化といった具体的な成果を創出するとともに、コスト上昇を抑制しながら投資効率の向上を実現してきた。
こうした取り組みにより、従来抱えていた課題の解決が進むと同時に、持続的な成長ビジョンを支える基盤が着実に構築されつつある。小笠原暁史執行役員デジタル統括部長兼CDOを中心とした組織的なDX推進の成果が、DXを通じてビジネス価値を高めた先進事例として高く評価され今回の受賞に至った。
