加工食品乾麺・乾物海苔の拡販、卸から 錦糸町...
カナエ モノマテリアルパッケージ

海苔の拡販、卸から 錦糸町マルイにポップアップストア 小淺商事

9月17~19日の平日3日間、東京都墨田区の錦糸町マルイ1階催事会場に、海苔卸最大手・小淺商事の東京支店がポップアップストアを出店した。

名古屋本社では5年ほど前から小田急百貨店町田店などへ出店しているが、東京支店としては初の試み。

中心となって取り組んだ同支店海苔事業課の有川瑞貴氏は、海苔屋向け卸が主な業務だが、原料不足に端を発した高騰が続く中、最終消費の需要減退を感じることがあったという。

江東区森下の直販店舗でも同様の傾向が感じられたことから、海苔離れを食い止めるために消費者との接点を増やす方法を考え、ポップアップストアを検討。森下から近くリピーター獲得も狙える錦糸町マルイが候補に挙がり、有川氏からアプローチして実現に至った。

売場で展開したのは、すべて有明海産原料を使った商品。「全型焼海苔」「卓上味付け海苔」など定番の加工海苔から「小淺謹製 バター風味のり」、バラ干し海苔を使った「ザクザクのり」「そのまんま のりちりめん」までバラエティに富んだ品々を取り揃え、合計で税込5000円を超える7品を詰め合わせた「催事セット」(税込3000円)も用意した。

出店情報はDMのほか、LINE、インスタグラムのアカウントでも告知した。店舗の常連も訪れ、会期終盤にかけて徐々に客数が増えて最終的には当初目標の売上を達成。「試食されたお客様の『おいしい』という声も聞けて、手応えを感じられた」(有川氏)。

今回の出店は、錦糸町マルイにとっても初めての海苔のポップアップストアだった。

窓口を担当した丸井の田中久美子チーフリーダーは「板海苔以外にカラフルな商品もあって面白い。お客様が自然と足を止める様子が目立った」と語った。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。