江崎グリコ、「アーモンド効果」で料理への活用など汎用性訴求を強化

 江崎グリコは「アーモンド効果」ブランドで、料理への活用といった汎用性の訴求を強化して新規獲得とヘビーユーザー化を図る。

 7月31日、取材に応じた健康事業マーケティング部の川上雄太郎氏は「『アーモンド効果』の飲用習慣のない方も、料理なら取り入れていただきやすい。色々な用途に使える飲料という認識を持っていただき、新しいお客様を獲得していきたい」と語る。

 ヘビーユーザー化については「『アーモンド効果』を飲まれている方は、アーモンドミルクが料理に使えると気付くと、飲用機会が増えてヘビーユーザーになっていただける。料理に使えることを我々から積極的にお伝えすることで、より多くの方に気付きを与えて、より長く『アーモンド効果』を飲んでいただく機会を作りたい」と意欲をみせる。

江崎グリコの川上雄太郎氏
江崎グリコの川上雄太郎氏

 汎用性訴求の新施策として、ロート製薬、ロートウェルコート社とのコラボレーションイベント「UVケアステーション」を8月1日から31日まで、「ロートレシピ 梅田NU茶屋町プラス店」(大阪府大阪市)で開催。

 紫外線の強い季節に好適な特別メニューとしてアーモンドミルクを使った料理を提供している。

 飲食施設「丸の内ハウス」(東京都千代田区)の全12店舗でも、8月1日から24日にかけて「丸の内アーモンドミルクテラス」と称したイベントを開催し、アーモンドミルクを使用した期間限定メニューを販売している。

 「丸の内アーモンドミルクテラス」で提供されるメニューは、カクテルをはじめとするドリンクから、グリーンカレーやからあげなどのメイン料理、マフィンなどのデザートまで多岐にわたる。

「丸の内アーモンドミルクテラス」で提供されるメニュー
「丸の内アーモンドミルクテラス」で提供されるメニュー