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セブン&アイHD 伊藤順朗会長 「私の使命は長期的な視点で企業価値向上を考えること」 コンビニ・スーパーは自活へ

「この1年間に様々なことがあったが、私の一貫した想いは会社の継続的な発展だ。それには株主のみならず、お客様、従業員、加盟店オーナー、取引先などあらゆるステークホルダ―が関わってくる。私の使命は10年、20年、50年と長期的な視点で企業価値向上を考えていくことだと認識している」と話すのはセブン&アイ・ホールディングスの伊藤順朗会長。8月6日開催の「事業変革を含む戦略と実行に関する説明会」の質疑応答で語った。

過去1年でM&Aやアクティビストへの対応が続いた中、会見では創業家として伊藤会長の発言も注目された。9月に祖業のイトーヨーカ堂を含むSST事業を束ねるヨークホールディングスを米投資ファンド、ベインキャピタルに売却する。これに伴い、セブン&アイHDは日本・北米を中心としたコンビニ事業に特化する。

伊藤会長は「ヨークホールディングスはこれからしっかりと自立して歩んでいくことを目指すが、同じグループ内で経営しているとどうしても収益性の格差を比較される。コンビニはコンビニ事業として競合と戦っていて、スーパーや専門店も同様に別のプレイヤーと競っている。大きく2つのグループ(コンビニ事業・SST事業)が自活し、それぞれ手応えを感じながら事業を進めていくべきだと判断した」と述べた。

「これらを遂行していくためにも、(スティーブン・ヘイズ・デイカス社長をはじめ)われわれ新しい経営陣が本音で語り合っていくことが重要」との想いも付け加えた。

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