ヤマキは調味料入りだしパック「鰹節屋の割烹だしパック」をリニューアルする。だし素材を約1.7倍増量し、だしの香りとコクを強化。いろいろな料理に使えることを伝えるため、パッケージデザインを変更する。9g×8袋入り、税込み標準小売価格486円、9g×20袋入り、同1112円。8月20日から発売する。
同社によると、だしパックは、市場規模120億円を超え、料理を手軽においしくする調味料として支持を拡大している。その中でも調味料入りだしパックは、だしを取るだけでなく、いろいろな料理に使える汎用性の高さが評価され、ヤマキの「鰹節屋の割烹だしパック」も5年間で販売出荷数量が3倍以上伸長している。
同社は今回、発売10周年を迎えるにあたり、さらにおいしいだしを届けたいとの思いから、「鰹節屋の割烹だしパック」をリニューアルすることにした。
品質に関しては、最も使用頻度が高い「みそ汁」で、そのおいしさが実感できるように配合を見直した。塩分濃度を調整し、食塩相当量を従来品と比べ約34%カットする一方、だし素材を約1.7倍増量。だし本来のうま味やコクが一層際立ち、飲み終わった後にも満足感が得られる味わいに仕上げた。だし素材にはかつお節、いわし煮干、宗田かつお節、昆布を使用。だしパックの中身には調味料が入っているため、袋を破って中身を炒め物、あえ物などの料理の味付けにも使える。素材の香りやうま味を生かした様々なアレンジを楽しめる。
パッケージに関しては、厳選素材やおいしさへのこだわりを中心に品質や信頼感を伝えてきたが、それに加え、調味料入りタイプならではの用途の広さがダイレクトに伝わるようにデザインを刷新した。
表面にだしパックの中身が視覚的に分かるイメージ画像を掲載。「炒め物・和え物にも」の文言を明記し、だしを取るだけにとどまらない使い方を伝える。裏面ではだしパックの中身を使ったメニューレシピを紹介するとともにQRコードを掲載。ブランドサイトへ誘導し、だしを使う料理や中身を使う料理などのレシピを検索できるようにした。