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旭食品近畿支社 低温強化、兵庫にセンター 福井常務「提案力を備える」

旭食品近畿支社は今期、「共成(きょうせい)」をスローガンに掲げ、エリア体制の再編や低温物流の強化に取り組む。福井良臣常務取締役支社長は5月7日、大阪市のシェラトン都ホテル大阪で開かれた近畿旭友会で方針を示した。

福井常務は「共成という言葉に、個人や組織が協力しながらともに成長し、成功を収めるという思いを込めた」と説明。「地域と県外の小売業がともに成長し、地域の魅力を高め合えるような提案力を備え、売上拡大を目指す」と力を込めた。

現在の支社・支店体制はエリア体制へと再編する。営業・管理・物流のあり方を変えるため、プロジェクトを組み新しい組織作りを進めている。

低温物流に関しては9月に「兵庫低温センター」(兵庫県小野市)が本格稼働する。冷凍500坪、冷蔵250坪、1300パレットを保管する規模を持ち、兵庫県と大阪府をカバーする。「増えている低温へ対応しながら既存得意先の部門開拓を強化する」狙いだ。

近畿旭友会・岡村由紀子会長
近畿旭友会・岡村由紀子会長

なお、近畿支社の25年3月期の売上高は前年比4.5%増の1687億円。支店別では大阪が5.6%増の718億円、和歌山が0.4%減の320億円、京都が5.2%増の360億円、神戸が6.9%増の288億円。

会には、会員企業と旭食品の社員など235人が参集。新規会員としてハナマルキ、イトメン、おやつカンパニーの入会が承認された。

冒頭、あいさつに立った岡村由紀子会長(味の素執行理事大阪支社長)は、高知が舞台となっているNHKの朝ドラ「あんぱん」を引き合いに、「いつでも、どこにでも飛んでいき、困っている人を食で助けるアンパンマンの正義は旭食品に通じる。われわれが頼るだけでなく、共創のパートナーとして頼られるよう、きちんと取り組みを進めることを約束する」と述べた。

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