日本気象協会 biz tenki
加工食品製粉ニップン 名古屋駅近くに技...

ニップン 名古屋駅近くに技術センター 顧客の商品開発などを支援

ニップンはこのほど、名古屋市中村区に新たに中部技術センターを開設した。26年2月に予定する知多工場の稼働をにらみ、これまで名古屋工場に併設していたセンターを移転。同社の小麦粉などを使用する顧客の商品開発の支援を目的とする拠点として3月から稼働を開始した。

常設スタッフは6人で、設備はミキサーや焼き窯など。パンや麺、菓子などの試作が可能で、講習会も行える。同社ではほかに東部、西部、福岡に技術センターが稼働しているが、新たな中部技術センターでは量販店のバイヤーらに向けた家庭用商品の調理実演とプレゼンテーションも行える。

3月25、26日には得意先ら約200人を招いた「お披露目展示会」を開催。自社商品を使ったパン、麺のほか、業務用食品素材などを紹介した。

もっちり食感が持続するピザミックス
もっちり食感が持続するピザミックス

宮本守センター長は「名古屋駅から徒歩15分の立地と利便性は非常によくなった。お客様に足を運んでいただきやすくなったのに加え、名古屋支店にも近く社内のコミュニケーションもとりやすい。お客様の商品開発のスピードが加速し、活性化につなげられる」と話した。名古屋支店の松下登支店長は「名古屋から新たなトレンドを作り出したい。例えば知多工場で特徴的な小麦粉を生産して関西圏にも配送できる。こうした需要も取り込み、新工場の稼働率を高めたい」と意欲をみせた。

会場では、中部技術センターの開設記念の銘柄として愛知県産小麦「ゆめあかり」などを使用した高加水生地のピザミックスをベーカリーなどの業態に向け提案。同じく愛知県産の小麦「きぬあかり」を原料とした小麦粉「きぬあかりエース」を使い、国産野菜ペースト「NPベジペースト」を餡にまぜて仕立てた和菓子も紹介した。準全粒粉タイプの小麦粉「麦色」と北海道産小麦100%の粗挽きの全粒粉「RD全粒粉」、ライ麦の風味と焙煎による香ばしさが特徴の「焙煎ライ麦全粒粉」なども来場者から好評だった。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。