三井不動産は4月18日、愛知県安城市で新しい大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」をグランドオープンする。飲食や物販のテナント215店舗、県内最大の1250席のフードコートを導入する。
県内ではこのほか、3月21日に名古屋市の「ららぽーと名古屋みなとアクルス」のリニューアルを行ったほか、秋には大型商業施設「(仮称)三井アウトレットパーク岡崎」のオープンを計画し、影響力を強めている。
安城市周辺の三河エリアは野菜や果実など農業が盛んなうえ、自動車産業の工場も多く、安城市の世帯数は年々増加。14歳以下の子どもの人口も総人口の伸びに合わせて増加しており、周辺では公園など整備されている一方、「雨の日に遊べる場所がない」という声があった。
そのため、飲食可能でピクニック気分が楽しめる人工芝を中心とした新施設の屋上広場では、雨の日でも遊びが楽しめるよう、全体3800㎡のうち2100㎡が屋根に覆われている。

核店舗のスーパーマーケットは西友、ららぽーとでは初めての出店。このほか、食物販26店舗、レストラン・カフェ19店舗、フードコート18店舗を予定。3階のフードコートでは、1250席のうち約3分の1では充電可能な座席を用意する。
1階中央部の吹き抜け部分にはスタジアムコート「SAISONスタジアム」を用意。スポーツイベントも行えるスペースで、2階や3階からも見やすく設計した。イベントがない時には440席以上の休憩スペースとして活用する。
このほか、10スクリーン約1500席のシネマワールド、東海エリアで初出店のタカラトミープラネットなど様々な店舗が予定されている。
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