サミットは今3月期、1年延長した中期経営計画「頂(いただき)2025」の最終年度を迎え、前期で達成した過去最高額を240億円上回る3828億円の売上目標を掲げた。
前期決算では商品ロス率の抑制と仕入の見直しが奏功し、営業総利益率が0.6㌽改善。
既存店の客数は0.7%増。1点単価は値上げの影響で5.1%上がり、一人当たり買上点数は3.1%減少。客単価は1.8%増えた。
服部社長は5月13日の決算会見で「絶対客数と来店頻度の両方を踏まえれば、買上点数の減少率と一人当たり購入総数の減少率は同値ではないだろう」と補足した。
ここ2年間、アジャイル開発によるDX化を「過去十数年分の遅れを取り戻すように」(服部社長)進め、結果が出つつある。値引きや自動発注、商品の製造計画、客数予測の精緻化に加えて、人事、総務面での活用も進めている。
前期は既存店投資に前々期比約2倍の125億円をかけ、「ららテラス北綾瀬店」「西小山店」の2店を出店した。
今期は既存店投資に107億円を計画する。新店は5月29日に東京都のJR中野駅北口に「サミットストアパークシティ中野店」(売場面積1792㎡)をオープンするほか、上期に中央区、下期に世田谷区で、それぞれ1店の出店を計画する。
前期で月商約2億円に到達したネットスーパーは、年商30億円超への成長を目指す。既存店売上高は4.3%増を見込み、営業利益率のさらなる向上も想定する。服部社長は「高いハードルだが、直近3年の成果を生かせば達成可能」と語った。



